はじめに(結論)
ペペロンチーノは材料も少なく、簡単…と思いきや、実は奥が深い一皿です。
今回は、人気の3レシピ+オリジナルアレンジ の「計4種」を実際に作って比較してみました!
結論から言うと…
✅ 和風アレンジならオリジナルがおすすめ!
✅ 外(キャンプなど)でも作るなら → リュウジさんレシピが一番おすすめ!
✅ 家で本格派を楽しむなら → ファビオさん!
✅ 基本を学びたい → デリッシュキッチンさん!
今回選んだ3つのレシピには、それぞれこんな特徴があり、こうした違いを比較してみたいという狙いで選びました。
- リュウジさん:家庭での再現性が高く、“誰でも失敗しにくい”と評判のワンパンレシピ。
- ファビオさん:プロ視点で本格的な味わいを追求するレシピで、ご本人の代名詞とも言える一品。
- デリッシュキッチン:シンプルで基本を学ぶのに最適な構成。家庭でのアレンジも効く実用的なレシピ。
この3つの異なるアプローチを比べることで、ペペロンチーノの奥深さを浮き彫りにできればと考えました。
実際に作ってみた
🥇1皿目:リュウジさんの「シン・ペペロンチーノ(ワンパン)」 ※レシピ出典:バズレシピ.com『シン・ペペロンチーノ』(著作:料理研究家リュウジさん)
フライパン一つで作れるお手軽系ペペロンチーノ。ニンニクをすりおろすのがやや面倒ですが、それ以外は本当に簡単。分量もきっちり書かれているので、迷わず作れました。ハイミーのうま味で丸みのある味わいに仕上がります。
📷 【調理風景とざっくりレシピ】







✔ 感想
- ニンニクのパンチがガツンと来るが、ハイミーで角がとれて美味しい!
- 「味変で醤油」がかなり優秀。2度楽しめます。
- 妻の感想:「うまい!」
★評価
- 味の満足度:★★★★☆
- 作りやすさ:★★★★☆
- 材料の入手性:★★★★☆(ハイミーの瓶がなくても対応可)
🥈2皿目:ファビオさんの「クリームベースのペペロンチーノ」 ※レシピ出典:YouTube『【クリームベースのペペロンチーノ】】(著作:ファビオ飯/Fabio’s Cooking) ※参考解説:Chef Ropia料理人の世界:本場イタリア式ペペロンチーノ
プロ感あふれる一皿。魚醤や高品質オイルなど素材も工程も本格派。ブレンダーでトロっと仕上げるソースが特徴で、味が決まると本当に感動もの。塩加減が難しく、1回目は失敗しましたが、2回目で調整に成功しました。
📷 【調理風景とざっくりレシピ】








✔ 感想
- 成功すると「これはお店で出せる味…」と思えるほどの完成度。
- ただし塩分と水分調整が超むずかしい。
- ブレンダーでソースを仕上げるのは来客用にもウケそう!
★評価
- 味の満足度:★★★★★(今回のNo.1)
- 作りやすさ:★★☆☆☆
- 材料の入手性:★★☆☆☆(魚醤・2.2mmパスタなど)
🥉3皿目:デリッシュキッチン「基本のペペロンチーノ」 ※レシピ出典:DELISH KITCHEN『にんにく香る♪簡単に作れる基本のペペロンチーノ』(著作:株式会社エブリー)
基本かつ王道のペペロンチーノ。にんにく・唐辛子・塩だけで仕上げるシンプルさが魅力。逆に言えば、うま味が少なく感じる場面もありました。
📷 【調理風景とざっくりレシピ】






✔ 感想
- シンプルで作りやすい。初心者には◎。
- しらすや醤油をちょい足しすると一気に化ける。
- アレンジベースとしては最高。
★評価
- 味の満足度:★★★☆☆
- 作りやすさ:★★★★☆
- 材料の入手性:★★★★★
🏅4皿目:オリジナル「うま味ハイブリッド」
全部作ってみて、うま味ってすごいことがわかりました。では、ハイミーと魚醤両方入れてみたらいいのでは?の疑問が浮かんだので、さっと作ってみました。もう常備調味料の仲間入りですね。
📷 【調理風景とざっくりレシピ】





✔ 感想
- うま味が爆発!これはクセになる味。
- 本格派には少し邪道なのかも?でも日本人の口にはドンピシャ。
★評価
- 味の満足度:★★★★☆
- 作りやすさ:★★★★☆
- 材料の入手性:★★★☆☆
🍝 まとめ
- ✅ 家で本格を楽しむなら → ファビオさん
- ✅ 外でも簡単に作りたいなら → リュウジさん
- ✅ 初心者や家族向けなら → DELISH KITCHEN
- ✅ 和風アレンジを楽しみたいなら → オリジナル
それぞれの良さがあるので、あなたに合った「ちょっといい日」の一皿を見つけてください!
おわりに
「家でも、外でも、ちょっといい日を。」
そんなテーマでこれからもレシピや工夫を紹介していきます。
ぜひ、作った感想やアレンジアイディアをコメントで教えてください!
おまけ:HIコンロの悩み
IH調理の課題としてよく挙げられるのが、「フライパンを傾けてにんにくをオイルでじっくり加熱できない」という点です。ペペロンチーノの香りと味の決め手になる工程ですが、IHでは角度がつけられず、オイルが広がってしまいがち。
その対策として今回試したのが、シェラカップを使ってオイルの範囲を狭めるという方法。狭い底面にオイルを集めて、弱火でにんにくにしっかり火を入れることができました。
ただし、大きめのにんにく片などがオイルに完全につからないという新たな課題も残りました。今後はこのあたりも解消できるような調理器具の開発にもチャレンジしてみたいと考えています。
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