ペペロンチーノ「人気レシピ3種+オリジナル」徹底比較!おすすめはどれ?

ペペロンチーノ「人気レシピ3種+オリジナル」徹底比較!おすすめはどれ?
目次

はじめに(結論)

ペペロンチーノは材料も少なく、簡単…と思いきや、実は奥が深い一皿です。
今回は、人気の3レシピ+オリジナルアレンジ の「計4種」を実際に作って比較してみました!

結論から言うと…

和風アレンジならオリジナルがおすすめ!

外(キャンプなど)でも作るなら → リュウジさんレシピが一番おすすめ!

家で本格派を楽しむなら → ファビオさん!

基本を学びたい → デリッシュキッチンさん!

今回選んだ3つのレシピには、それぞれこんな特徴があり、こうした違いを比較してみたいという狙いで選びました。

  • リュウジさん:家庭での再現性が高く、“誰でも失敗しにくい”と評判のワンパンレシピ。
  • ファビオさん:プロ視点で本格的な味わいを追求するレシピで、ご本人の代名詞とも言える一品。
  • デリッシュキッチン:シンプルで基本を学ぶのに最適な構成。家庭でのアレンジも効く実用的なレシピ。

この3つの異なるアプローチを比べることで、ペペロンチーノの奥深さを浮き彫りにできればと考えました。


実際に作ってみた

🥇1皿目:リュウジさんの「シン・ペペロンチーノ(ワンパン)」 ※レシピ出典:バズレシピ.com『シン・ペペロンチーノ』(著作:料理研究家リュウジさん)

フライパン一つで作れるお手軽系ペペロンチーノ。ニンニクをすりおろすのがやや面倒ですが、それ以外は本当に簡単。分量もきっちり書かれているので、迷わず作れました。ハイミーのうま味で丸みのある味わいに仕上がります。

📷 【調理風景とざっくりレシピ】

リュウジさんのワンパンパスタ「シン・ペペロンチーノ」の材料一覧
材料一覧:1.4mmの早ゆでパスタ100g、(すりおろし)にんにく約15g、輪切り唐辛子1本分、オリーブオイル大さじ1、塩小さじ1/3、ハイミー0.5g(5振り分)、乾燥パセリ適量
今回はハイミーを入れるのが特徴
ハイミー計量:ハイミーは瓶タイプがなかったため、詰め替え用を0.5g計量で対応。ペペロンチーノにうま味をプラスできる万能調味料です。味の素よりもうま味プラスとのこと。
すりおろしにんにくと唐辛子を加熱中
ニンニク加熱中:すりおろしにんにくと唐辛子をオリーブオイル大さじ1で弱火加熱中。
乾燥パスタをそのままフライパンに入れる。ワンパンパスタ
パスタ茹で中:ぐっと押し込みそのまま5分煮詰めて乳化。リュウジさん流の「ワンパン」で完結する調理法は忙しい人にもぴったり。
にんにく、ハイミー、乾燥パセリを使ったワンパンペペロンチーノの完成写真
完成写真:仕上げに乾燥パセリをふって完成。にんにくのパンチとハイミーのうま味が絶妙に絡む、ワンパンで作れる極上ペペロンチーノ!

✔ 感想

  • ニンニクのパンチがガツンと来るが、ハイミーで角がとれて美味しい!
  • 「味変で醤油」がかなり優秀。2度楽しめます。
  • 妻の感想:「うまい!」

★評価

  • 味の満足度:★★★★☆
  • 作りやすさ:★★★★☆
  • 材料の入手性:★★★★☆(ハイミーの瓶がなくても対応可)

🥈2皿目:ファビオさんの「クリームベースのペペロンチーノ」 ※レシピ出典:YouTube『【クリームベースのペペロンチーノ】】(著作:ファビオ飯/Fabio’s Cooking) ※参考解説:Chef Ropia料理人の世界:本場イタリア式ペペロンチーノ

プロ感あふれる一皿。魚醤や高品質オイルなど素材も工程も本格派。ブレンダーでトロっと仕上げるソースが特徴で、味が決まると本当に感動もの。塩加減が難しく、1回目は失敗しましたが、2回目で調整に成功しました。

📷 【調理風景とざっくりレシピ】

ファビオさんのクリームソースペペロンチーノ
材料一覧:2.2mm15分茹でパスタ70g・にんにく20g・鷹の爪1本・イタリアンパセリ4g・オリーブオイル大さじ2・魚醤適量。シンプルながら香り高い本格仕上げ。
IHでもオリーブオイルにニンニクをつける工夫
加熱中:シェラカップでにんにくと鷹の爪を弱火加熱中。狭い範囲に油を集めることで、IHでもしっかり香りを引き出せます。(斜めにしたい。。。)
ブレンダーで攪拌しクリームソースにする
ブレンダーで攪拌(かくはん):ブレンダーで撹拌。滑らかな乳化ソースを作り上げるのがファビオさん流。フライパン内で行うのは飛び散る危険があり安全優先しました。
とろっとしたクリームソースのペペロンチーノ
乳化中:ソースの粘度を調整しながらパスタを絡めていく工程。ここで味が決まる!
イタリアンパセリで香りを追加
最後の上げ:火を止めてイタリアンパセリを混ぜ合わせる。よい香り。
ファビオさんの代名詞クリームソースのペペロンチーノ
完成写真:イタリアンパセリと鷹の爪を飾って完成。魚醤のうま味とクリーミーな乳化が絶妙にマッチしたプロ級の一皿。

✔ 感想

  • 成功すると「これはお店で出せる味…」と思えるほどの完成度。
  • ただし塩分と水分調整が超むずかしい。
  • ブレンダーでソースを仕上げるのは来客用にもウケそう!

★評価

  • 味の満足度:★★★★★(今回のNo.1)
  • 作りやすさ:★★☆☆☆
  • 材料の入手性:★★☆☆☆(魚醤・2.2mmパスタなど)

🥉3皿目:デリッシュキッチン「基本のペペロンチーノ」 ※レシピ出典:DELISH KITCHEN『にんにく香る♪簡単に作れる基本のペペロンチーノ』(著作:株式会社エブリー)

基本かつ王道のペペロンチーノ。にんにく・唐辛子・塩だけで仕上げるシンプルさが魅力。逆に言えば、うま味が少なく感じる場面もありました。

📷 【調理風景とざっくりレシピ】

シンプルな基本のペペロンチーノの材料
材料一覧:1.6mm9分茹でパスタ、にんにく1かけ・鷹の爪1本・オリーブオイル大さじ2、塩こしょう少々、パセリ適量。水1リットルに対して小さじ1の塩分濃度で茹でる。
みじん切りのにんにく、鷹の爪、オリーブオイルのにおいは最高
にんにく加熱:フライパンでみじん切りにんにくと鷹の爪をオリーブオイルで弱火加熱。焦がさずじっくりが基本のペペロンチーノの鉄則。にんにくがきつね色に変わったらゆで汁大さじ2を加えてよく混ぜる。
しっかり水切りしてパスタ投入
茹でたパスタ投入:袋表記の1分前に取り出した茹でたてのパスタを油へ投入。にんにくオイルとしっかり絡ませて香りをまとわせます。
塩は味見して加えてください。1gくらいがお勧め
味調整:味見して塩分調整。シンプルな味だからこそ、塩加減が味の決め手になります。1gくらいが個人的好み。
完成写真: 基本のペペロンチーノ完成。シンプルな具材ながら、にんにくの香りと塩のバランスが絶妙な一皿です。
アレンジ例:しらすと醤油を加えた味変アレンジ。旨みと香ばしさが加わり、和風ペペロンチーノとしても楽しめます。日本人はうま味が大好きですよね。

✔ 感想

  • シンプルで作りやすい。初心者には◎。
  • しらすや醤油をちょい足しすると一気に化ける。
  • アレンジベースとしては最高。

★評価

  • 味の満足度:★★★☆☆
  • 作りやすさ:★★★★☆
  • 材料の入手性:★★★★★

🏅4皿目:オリジナル「うま味ハイブリッド」

全部作ってみて、うま味ってすごいことがわかりました。では、ハイミーと魚醤両方入れてみたらいいのでは?の疑問が浮かんだので、さっと作ってみました。もう常備調味料の仲間入りですね。

📷 【調理風景とざっくりレシピ】

ペペロンチーノの材料一覧。ハイミーと魚醤が特徴
材料一覧:1.4mmの早ゆでパスタ100g、にんにくみじん切り15g、オリーブオイル大さじ2、鷹の爪1っ本、乾燥パセリに加え、ダブルうま味アップのハイミーと魚醤。
ハイミーと魚醤のダブルうま味を追加
二つのうま味:あわせて0.5gになるように調整。だいたい半分ずつくらいにしました。
みじん切りにんにくと鷹の爪をオリーブオイルで弱火加熱中。IHコンロ対策でシェラカップを活用
ニンニク加熱中: シェラカップをフライパン内に置いて弱火でじっくり加熱。オリーブオイルににんにくと鷹の爪の香りを移す重要な工程。
ゆで汁を入れて乳化
加熱工程: にんにくに火が入ったらゆで汁を大さじ2、ハイミーと魚醤を加えよく混ぜる。
完成した基本のペペロンチーノ。乾燥パセリと唐辛子で仕上げ。
完成写真: 鷹の爪と乾燥パセリを飾って完成。パンチの効いたにんにく風味と魚醤・ハイミーのうま味が絶妙にマッチした、家庭で作れるうま味マックスのペペロンチーノ。

✔ 感想

  • うま味が爆発!これはクセになる味。
  • 本格派には少し邪道なのかも?でも日本人の口にはドンピシャ。

★評価

  • 味の満足度:★★★★☆
  • 作りやすさ:★★★★☆
  • 材料の入手性:★★★☆☆

🍝 まとめ

  • 家で本格を楽しむなら → ファビオさん
  • 外でも簡単に作りたいなら → リュウジさん
  • 初心者や家族向けなら → DELISH KITCHEN
  • 和風アレンジを楽しみたいなら → オリジナル

それぞれの良さがあるので、あなたに合った「ちょっといい日」の一皿を見つけてください!


おわりに

「家でも、外でも、ちょっといい日を。」
そんなテーマでこれからもレシピや工夫を紹介していきます。
ぜひ、作った感想やアレンジアイディアをコメントで教えてください!

おまけ:HIコンロの悩み

コンロでにんにく加熱は難しい

IH調理の課題としてよく挙げられるのが、「フライパンを傾けてにんにくをオイルでじっくり加熱できない」という点です。ペペロンチーノの香りと味の決め手になる工程ですが、IHでは角度がつけられず、オイルが広がってしまいがち。

その対策として今回試したのが、シェラカップを使ってオイルの範囲を狭めるという方法。狭い底面にオイルを集めて、弱火でにんにくにしっかり火を入れることができました。

ただし、大きめのにんにく片などがオイルに完全につからないという新たな課題も残りました。今後はこのあたりも解消できるような調理器具の開発にもチャレンジしてみたいと考えています。


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